脱走~そこは人んち!

ハナマイヤーは収容所に入る前まで、ハーネスでお散歩をしていた。
なんてこた~ない、普通~のハーネスで。
『ハーネスで散歩してると格好良く見えた』というのも理由のひとつである。

忘れたわ

▲「また昔の話なの?忘れたわよ

ワクチンも終え、外に散歩に出かけるようになった私たち。
ハナマイヤーには何もかもが新鮮であった。
道に落ちているガム(拾い食い対象)、ゴミ袋にも興味を示したが、
なかでもニャンコには特別な興味を示した。

ある日の夜、てくてく歩いていると、壁の上にニャンコが鎮座しておった。
それを見つけたハナマイヤー、 「キュウウン!キュウウン!」とうるさい。
そして調子に乗った父ちゃんは、

「お?猫が見たいんか?ほれ!」

と言ってはなを抱き上げた。その瞬間である。

スポッ

ハーネスからハナマイヤーが抜け落ちたのである。
父ちゃんの手元にはリードのついたハーネスのみが残った。
落ちたハナマイヤー、どうしたかというと、全力で走り去った。

「はなーっ!!!!」

またしてもご近所に絶叫が。しかし今日はツッカケではない!
ナイキのランニングシューズだ!!ふっ、バカめ。おろかな犬よ。
カモシカフットと呼ばれた私をなめるなよ!!
(50mに10秒以上かかるカモシカフットである)


ストレッチー

▲「走る前にはストレッチ~

ハナマイヤー、弓矢のように爆走。
その背中はまるでチーターのようにしなっている。
チーターと言っても水前寺清子のことではない。ブチのあるチーターだ
ハナマイヤー、既に逃走地点から200mは直進している。しかしその先はT字路だ!
どちらへ曲がる?曲がるのか!?曲がらず止まってくれ!!

止まるわけもなく、カキッと右へ曲がった。一瞬ハナマイヤーを見失う私。
だが、カモシカフットはハナマイヤーの姿をとらえた。
その瞬間、またしてもカキッと左へ曲がった。

ちいいっ!ちょこまかとちょこざいな!!

この先は袋小路ではないが、狭い道である。捕まえるのも時間の問題。
案の定、先の方でウロウロしているハナマイヤーを発見。

「はな!待て!!」
待つわきゃ~ない。ハナマイヤー、何を思ったか、
とある民家に突入した。その家と壁の隙間を走りぬける!!
隙間、約30cm。しかも人んちである。不法侵入である。夜である
見つかったら通報される!などと悠長に考えず、私も突入!!

隙間を抜けると小さな駐車場を兼ねた庭に出た。
その中でどこに逃げようか必死なハナマイヤー。

なぜそこまで逃げる!?ワシが嫌なんか!!

人んちの庭で「はなっ」「こっち来い」「コラッ」などと小声で言いつつ、
庭の隅に追い詰めて捕まえた。
この頃はまだ小さかったので、片腕で抱え、逃げるようにその家を去った。

いくらカモシカフットとはいえ、500mあまりを全力疾走した私。
足を引きずるようにして家路に戻った。
そこには呆然とたたずむ父ちゃんがいた。

何で追いかけんの!?

と言う私に、父ちゃんは、

「ワシはトシだから」

と。こういうときだけ老人ぶるな!!
『○○の黒メガネ』と言われるほど、
車をビュンビュン運転してるのはバレてんだ!チクショウめ!!
(ちなみに○○には地名が入ります。黒メガネとはサングラスのことでございます)

寝るのよの

▲「走った後は寝るのよの~


追記:
アホすぎる。アホすぎるが必死だったのだよ。
しかしなぜ全力で逃げるのだ!?
プロフィール

ハナマイヤー

Author:ハナマイヤー
ハナマイヤーこと はな
2002年2月13日生まれの雑種

日々の昼寝の合間合間に起こる
よしなしごとを綴ります
ワンコ以外のネタもあります

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